ゼロを楽しむ

最近なんとなく

呼ばれている気がした

天河大辨財天社に

行ってきました。

よいアルバムができるように

成功祈願。

そして

なんとなく予定していた

洞川温泉まで歩きました。

みたらい渓谷を経て。

ここまで

Googleマップで示されたのは

車ばかり走る国道だったので

別のルートを選びました。

スタート早々に

家の外で何か作業をされていた

おじいさんに出くわしました。

「こんにちは」と声をかけると

笑顔で

「写真でも撮りよん？

この道は人気もないし

のんびり歩けるでええよ。」と

言ってくださって

心がほっこりしました。

本当に人気がなく

何もない野道を

結構歩きました。

何もないから

些細な光景に目が留まる。

ススキの感触を確かめてみたり。

年輪の歴史に

思いを馳せてみたり。

こういう吊り橋があれば

渡るタイプだと気付いたり。

鳥の声も

よく聞こえてきました。

ふらりと入った喫茶店。

内装が素敵なレトロで

優しいお母さんが

淹れてくれた

名水コーヒーも

美味しかった。

シンプルに構えると

そこから繊細な感性が

研ぎ澄まされるのだと

改めて実感しました。

「シンプルに。ゼロを楽しむ。」

そんなメッセージを

春分の日に

いただきました。